こんにちは。

9月に入ってだいぶ涼しくなってきましたね。

ビールっ腹の私は美味しい物を食べ過ぎないように気を付けなければならない季節になってまいりました(笑)

本日はE25系のキャラバンのエンジン冷却水漏れ修理のご依頼を頂きました。

今はNV350なんて名前になっちゃってますが、いっこ前の先代のキャラバンですね。

この車はガソリンエンジン仕様とディーゼルエンジン仕様の二つに分かれるのですが、その中でもガソリンエンジンで4種類、ディーゼルは1種類ですが、ターボ有り無しで全部で6種類のエンジンが存在します。

使用用途や車のサイズ等で変わってくるのですが、同じエンジンでもリヤヒーターが有るか無いかでエンジン冷却水の取り回しが変わってくるんです。

今回ご依頼を頂きましたキャラバンはディーゼルエンジンのターボ有り仕様、パワフルでヘビーデューティーなエンジンです。しかもリヤヒーター付き。エンジンルームはぎっしり詰まっております(笑)

まずは水漏れ箇所を特定するのにラジエーターから特殊工具を使用して水圧をかけていきます。そうすると漏れてる箇所から水が漏れだしてくるので目視して確認します。

しかしエンジン側面から水が垂れてくるのは確認できるのですが、上から見ても下から見ても、はたまた横から覗いても漏れてる場所が見えない(T-T)

見えそうな所から部品を外していき、スターターを外してなんとか漏れの箇所を特定できました。

漏れていたのはEGRクーラーのここ

からエンジンブロックに直接刺さるここ

までを繋いでいる

この配管のブロック側のゴムホースからでした。圧をかけると明後日の方向にピューっと飛んでいくもんだから特定するのに一苦労しました(^^;

パックリ開いちゃってますね。

この型のキャラバンのガソリンエンジンリヤヒーター仕様のヒーターパイプの水漏れはよく見るのですが、まさかのEGR系統でした。

左右のゴムホースを交換して完成です。